concos container bag "CCB"開発ストーリー

concos container bag "CCB"開発ストーリー

はじまり

concosのコンテナバッグ。

ようやく完成となったのですが
企画の開始から販売まで、
1年近い歳月がかかりました。

 

コンコスは現在、グランドシートを販売しているのですが、
企画自体は、コンテナバッグの方が
先にスタートしました。

 

雰囲気のあるパラフィン生地。
アウトドアとの相性もよく
シンプルなデザインで凡庸性の高い
コンテナバッグをつくりたい!

 

日常で毎日持ち歩けるような
飽きのこないカッコ良い
コンテナバッグをつくりたい!

 

そんな想いから
CCBの開発はスタートしました。

 

 

 

開発の日々
当時、グランドシートの開発を
飛躍的に加速させた
「八尾のおじさん」
には出会っておらず
代行会社さんを通じて
中国の工場と企画、交渉を
していました。
※八尾のおじさんは
グランドシートの開発ストーリーに
登場する貿易会社の方です。

 

手書きのデザイン案
全然通じない日本語、中国語での連絡
試作で上がってくるサンプルは
目も当てられないような物が出来上がり
修正を繰り返しては
中国側からサジを投げられ頓挫。
ということを何度も繰り返しました。

 

生地のサンプルは
ゆうに300種類以上取り寄せ
試作作成は10回以上。
そして半年以上の歳月を経て、
ようやく今の形の原型となる
デザインまでこぎ着けたのです。

 

 

ところが。。。
ようやく本生産の準備!
となったところで問題が起こります。

 

たった1週間前まで
約束していた生産数とコストでは
注文を受けてもらえず
突然、コストも生産数も数倍になる。
と通達されたのです。

 

中国との交渉では
ない話ではないのですが、
他に大きな案件が入ったり、
面倒になった、という相手方の都合で
突如無茶な要求をされてしまうことがあります。

 

 

こうして企画はまた
振り出しへと戻ってしまったのです。

 

 

挫折から完成へ
コンテナバッグの企画は滞り、
進展のない中、少しずつ話が前へと動きます。
八尾のおじさんから
新工場を仲介してもらい、
グランドシートの話が進み始め、
ここで現在のグランドシートの素材となる生地と出会いました。

 

グランドシートの生産がスタートする頃に
同じ生地を使って
コンテナバッグの試作もようやく進み始めました。

 

 

そしてついに
プロトタイプが日本に到着しました。

 

厚手の帆布バッグということで
重さへの懸念はあったものの
仕上がった実物を手にしてみて
生地感、耐久性、撥水性の良さ、
そして何よりもカッコイイ!

 

自分たちが心から
使ってみたいギアだと思えたことで
concos container bag(CCB)は
完成の時を迎えることができました。
こうして生まれたCCB。
ここからは皆さんと共に
新しい成長を続けていけたら良いなと楽しみにしています。
【涙の開発ギャラリー】
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